スリーエフ(本社=横浜市中区日本大通)は7月14日より、全国各地の地サイダー7種の販売を開始した。昨年も同様のキャンペーンを実施し、団塊世代から「幼い頃飲んだ懐かしい味」「故郷を思い出した」と好評だったことから今年も販売を決めたという。
神奈川県からは、1901年創業で生麩を製造していた坪井食品(中区若葉町)が終戦時に米軍から払い下げた「ラムネ・サイダー製造機」を譲り受けたのが始まりという昭和20年代のラベルを復刻した「オリツルサイダー」(178円)をはじめ、1本あたりのカロリーが約56キロカロリーと低カロリーなのが特徴の横浜開港150周年記念サイダー「横浜サイダー」(168円)、天然素材のクチナシ色素でほのかな青色がさわやかな「湘南サイダー」(168円)の3種。
そのほか、今年は沖縄に注目して、伊江島の水源地「湧出(わじー)」のわき水を使用し、「感謝の気持ちや告白も素直に『言えそうだ』」にかけたというユニークなネーミングが観光客に人気の「IESODA(イエソーダ)」(198円)や、シークワーサー果汁を使用し、伊江島の「荒波塩」を加えた「沖縄グリーンマース」(198円)の2種を用意する。
販売期間は未定。