国際協力機構(JICA)横浜国際センター(横浜市中区新港)で8月2日より、キューバの現状を紹介する「キューバ展」が開催される。主催は横浜を拠点に中南米との交流活動を行うNPO法人「地球の心・日本」準備委員会。
イベントではキューバのサルサダンスや音楽のパフォーマンスのほか、キューバの有機農業の現場や、原則無料という医療制度、教育の状況をパネルで紹介する。そのほか、キューバ国立芸術大学造形学部客員教授の大脇千鶴子さんによる絵画展や、キューバ国立芸術大学造形学部卒の上村昌弘さんによるキューバ写真展も開催。
初日には横浜ラテンダンスコンクールの優勝チーム「SALSATERAS」によるパフォーマンスを行うほか、8月10日にはキューバ映画や革命の英雄チェ・ゲバラの娘で医師のアレイダ・ゲバラさんが今年来日した際の記録映像の上映、キューバ大使館関係者による講演を予定している。
斉藤恭範さんは「キューバ音楽やダンスなどの文化は近年日本でも触れる機会が多いが、農業や医療、教育といった政策については紹介されることが少なかった。いろいろな側面からキューバを知ることでより交流を深めるきっかけになれば」と話す。
開催時間は9時30分~18時。8月14日まで。初日は14時30分~17時30分にオープニングパーティーを開催。参加料はカンパ制で1,000円以上(バイキング軽食付き)。