「シネマ・ジャック&ベティ」(横浜市中区若葉長、TEL 045-243-9800)で8月29日、チベット問題をテーマしたドキュメント映画の上映やトークショーを行う「チベットまつり2008 in シネマ・ジャック&ベティ」が開催される。会場には漫画家の小林よしのりさんらが登場する。
上映作品は、在日コリアン3世のキム・スンヨン監督がチベット人の現状を撮影した中国の政策に疑問を投げかけるドキュメント映画「チベットチベット」と、チベット受難の歴史をまとめた貴重な記録映像とダライ・ラマ法王へのインタビューで構成する岩佐寿弥監督の「チベット2002」の2作品。トークショーでは自身が編集長を務める季刊誌「わしズム」でチベット問題を取り上げた小林よしのりさん、チベット出身の政治学者ペマ・ギャルポさん、「チベットチベット」のキム監督がチベットの現状を語る。
同イベントを担当する「シネマ・ジャック&ベティ」の小林良夫さんは「『チベットチベット』は6月にも上映した作品。北京五輪に合わせて今回改めて上映している。五輪は終わったが、チベット問題は解決していないことをイベントを通して伝えたい」と話す。
「チベットまつり」開催時間は18時~22時。チケットは2,500円。予約申し込みは映画館サイトから。
映画「チベットチベット」は同映画館で8月29日まで上映中。上映時間は16時50分~18時20分。チケットは一般=1,500円、高校・大学生=1,200円、小・中・シニア=1,000円。