万国橋SOKOに入居するクリエーターらが「横濱万国橋覧会」

万国橋SOKOでの映写投影実験の様子

万国橋SOKOでの映写投影実験の様子

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 クリエイターやアート系企業が集まる活動拠点「万国橋SOKO」(横浜市中区海岸通)で、現代美術の国際展「横浜トリエンナーレ2008」の関連企画として、9月20日より入居するクリエイターたちの作品発表会「横濱万国橋覧会」が開催される。

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 初日には写真家・森日出夫さんが代表を務めるスタジオ「AMANO STUDIO」やクレイアニメで知られる映像作家、伊藤有壱さん主宰の「I.TOON」、「ブルーダル」をはじめとする横浜グッズのデザインなどを手がけるデザイン事務所「NDCグラフィックス」が万国橋SOKOの壁面を利用してスクリーン映写を実施。バンタンデザイン研究所キャリアスクールはファッションショーを開催する。また、ケータリングカーの出店や、ネイルアートのコーナーなどを設置するほか、ジャズボーカリストのキャロル山崎さんらによるライブも披露される。

 期間中は各フロアに作品を展示するほか、2・3階の窓をスクリーンに見立て「ウィンドウ・ムービー」を上映。そのほか、10月4日~11月15日の毎週土曜には入居団体が週替わりでワークショップを開催する。オリジナルワンピースの制作や、巨大ピンホールカメラの体験、クレイアニメーション制作体験、横浜の開港から現代までの歴史を知る「まち歩き」などが行われる予定。同展覧会は、横浜市の創造都市横浜推進事業補助金の交付対象事業。

 開催時間は11時~18時(初日のみ15時~21時30分)。ワークショップは13時~15時。入場無料(ワークショップは講座によって別途必要)。期間は11月30日まで。

 「万国橋SOKO」は、床面積約3,000平方メートル、3階建てで、国際コンテナターミナルが所有する物流倉庫。1968年竣工し2004年まで倉庫として利用されていたもので、横浜市が推進する「ナショナルアートパーク構想」に国際コンテナターミナルが協力する形で倉庫を改修、2006年3月に創造空間に転用した。

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