tvk(テレビ神奈川)はヨコハマNEWSハーバー(横浜市中区太田町)で9月13日、環境と交通を考えるトークイベントを開催する。空間デザインや環境問題を考える「横浜アーバンデザイン研究機構(略称:UDCY)」の協力のもと定期的に開催している交流会「tvk横濱Future Cafe(フューチャーカフェ) 」の一環。
イベントでは「モビリティ(交通)デザインヨコハマ」と題して北沢猛さん(UDCYセンター長、東京大学教授)によるアーバンデザインの歴史と今後について基調講演をはじめ、日本の公共交通研究の第一人者中村文彦さん(横浜国立大学教授)と日産自動車の交通事故の低減や渋滞緩和を目指す「SKYプロジェクト」の責任者二見徹さん、信時正人さん(横浜市都市経営局)らによるトークディスカッションを実施。それを受けて最後は来場者全員がワークショップに参加する。自動車や公共交通などのほか、自転車、コミューターカーなどの「スモールモビリティ」、カーシェアリングなどの活用について考える。
UDCY事務局長の松野智義仁さんは「アーバンデザインと市民参画を、総合交通戦略との関係性の中で論じることで、環境に優しいだけでなく便利な交通手段のあり方を考えたい」と話す。同カフェ事業は、横浜市の創造都市横浜推進事業補助金の交付対象事業。
開催時間は17時~。参加費は2,000円(フリードリンク)。