横浜・野毛などのバー5店舗が9月13日より、2009年に迎える横浜開港150周年を記念したオリジナルカクテルを提供している。各店舗がそれぞれ考案したもので、日本のバー発祥の地である横浜を開港150周年を機に共にアピールしようとオーナーたちが企画した。
オリジナルカクテルを提供している店舗は、ムーンリットクラブ(横浜市中区相生町)、セレーノ(中区野毛町)、クラシック(神奈川区鶴屋町)、アンティクァリー(中区野毛町)、インザスティル(中区野毛町)。ジンをベースに未来の横浜に願いを込めた「ザ・フューチャー」やウォッカベースの「アニバーサリー」など開港150周年を祝うカクテル、古きよき横浜をイメージしてウィスキー「角」をベースにした「野毛シャン」を提供する。
これまでも開港150周年記念した企業によるカクテルコンテストや大手居酒屋チェーンによる商品はあったが、いよいよ150周年を来年に控え個人店でも一丸となって盛り上げる気運が高まっている。
オリジナルカクテルを提供する店舗のひとつ「インザスティル」の森田哲也さんは「横浜に生まれ育ってきて、これまで生活の中で開港の歴史について意識することは少なかったが、150周年という節目に立ち会えることは貴重だと思う。カクテルを通して少しでも日本のバー文化をアピールできれば」と話している。