「イーココロ!」クリック募金を運営するユナイテッドピープル(横浜市中区本町)は10月2日、ヤフー(東京都港区)と業務連携し、ユーザーが金銭的な負担をすることなくバナーをクリックするだけで寄付ができる「Yahoo!ボランティア クリック募金」を開始した。
ユナイテッドピープル社は、2004年8月に1クリックにつき1円を無料で募金できる仕組み「イーココロ!」クリック募金を開始。同サイトは、ホームページを訪れた利用者が、募金を受けつけるページに設置されているボタンをクリックして、スポンサーのサイトにアクセスするだけで、NGOやNPOに1円の募金ができる仕組みで、募金は難民支援、環境保全、子ども支援などの世界のさまざまな問題解決に取り組む100を超える団体に寄付されている。
新サービスは、ヤフー社が社会貢献事業の一環として提供する「Yahoo!ボランティア」において、利用者がトップページに掲載される環境支援や国際協力などに関するクイズに答え、クイズ結果と共に表示されるクリック募金ページのバナーボタンをクリックすると、1クリックごとに1円を指定団体に寄付することができるもの。実際の寄付金は各募金のスポンサー企業が負担する。
ユナイテッドピープル代表取締役の関根健次さんは、「イーココロ!では、9月3日までに合計2,000万円以上の募金を集めることができた。ヤフーとの連携で、来年度は、イーココロ!の募金をあわせて総額6,000万円の募金を目指している。このような他のWEBメディアとの連携により、クリック募金に参加できる機会を増やしていきたい」と話している。