山下公園通り「横浜光のプロムナード」と 開港広場「ペリー上陸の光の道」のイルミネーションの点灯式が12月1日、開港広場内の特設ステージで行われた。
式典は、横浜の冬季の夜の魅力の発信などを目的に、2005年に始まった「横濱ブリリアントウェイ」の一環として行われるイルミネーションのオープニングを記念し、ペリー艦隊の一行が上陸し、日米和親条約が締結された場所として知られる「開港広場」で開催。12月1日から2009年2月15日までの77日間行われるイルミネーションの開催を祝った。
サンモールインターナショナルスクールの児童による手話を交えた合唱に続き、氷川丸の汽笛が響くなか、点灯ボタンが押され、横浜人形の家からシルクセンターまでの全長1,600メートルの「横浜光のプロムナード」と、「開港の波」や「文化の波動」をイメージした「きらめきの道」を表現する開港広場の「ペリー上陸の光の道」にシャンパンゴールドの明かりが一斉にともされた。式典のフィナーレには、「J-Way横浜YMCAゴスペルクワイヤ」と「横浜ジョイフルキッズ」によるミニコンサートが行われた。
点灯式で横浜観光コンベンション・ビューロー常務理事の岡本孝夫さんは「冬の横浜を光で彩り、多くの方に横浜の夜を楽しんでもらいたいとスタートした催しも今年で3回目になる。個々の商業施設や観光施設が取り組んでいたイルミネーションを『ブリリアントウェイ』の名前でまとめPRしてきた結果、3年目を迎えて定着してきたように思う。来年の開港150周年幕開け前に、より多くの方に横浜に足を運んでもらえれば嬉しい」と話した。