tvk(テレビ神奈川)はヨコハマNEWSハーバー(横浜市中区太田町)で12月13日、「観光まちづくり~開港150年・横浜戦略を考える~」をテーマにトークイベントを開催する。都市・横浜の未来を考える「横浜アーバンデザイン研究機構(略称:UDCY)」の事業支援のもと定期開催している「tvk横濱Future Cafe(フューチャーカフェ) 」の7回目のイベント。
今回は、今年10月に設置された観光庁の国際観光政策課長・久保田雅晴さんによる「インバウンド・ツーリズム~観光庁と横浜の連携~」と題した基調講演に続き、「横浜の観光動態調査について」(日本交通公社研究調査部・山田雄一主任研究員)、「エリアの特性を活かしたブランディング戦略」(八景島・布留川信行取締役社長)、「横浜・神奈川デスティネーションキャンペーン」(東日本旅客鉄道横浜支社・野谷浩営業部長)などのテーマで取り組み事例の報告が行われる。
その後、東京大学教授でUDCY代表の北沢猛さんの進行によるパネルディスカッション「横浜の観光まちづくり戦略を練る」と、一般参加者を交えたテーブルディスカッションを実施し、横浜の持つ地域資源・特性を最大限に活かした、新たな賑わいや魅力の創出について議論を展開する。
同イベントは、横浜市の創造都市横浜推進事業補助金の交付対象事業として、まちづくりに取り組むNPO法人やキリンビール横浜支社のほか、ピー・アール・オー、アッカ・ネットワークス、コメルなどのIT企業の協力・協賛により、今年6月から毎月開催されている。
ヨコハマNEWSハーバー室長で同事業の事務局を担当する小川弘さんは「この『イノベーション・カフェ事業』は、さまざまな分野の人の知識や技術の融合による新たな価値の創造と、映像技術の活用やインターネット中継、メディアミックスによる情報発信力が高い参加型の場づくりを目指している。毎回、横浜や日本の未来を考えている第一線の実践者・研究者から、まちづくりを学ぶ学生まで、知的好奇心旺盛な方々が集まり、つながりを深めている。是非参加してみて欲しい」と話している。
開催時間は17時~20時。参加費は2,000円(フリードリンク付)。