「かながわ検定協議会」(横浜市中区太田町2)は12月24日、「かながわ検定・横浜ライセンス」の受験参考問題集「よこはま百問2009」を発売した。
「かながわ検定」は、神奈川県全域を対象とした「神奈川ライセンス」と横浜地域を対象とした「横浜ライセンス」で構成。基礎的な知識を問う3級、やや高度な知識を問う2級、高度な知識を問う1級の3階級に分かれ、2級・3級の試験はマークシート方式で「自然・環境」「歴史」「政治・経済」「社会」「生活・文化」「観光・もてなし」 の6分野から100問が、1級は記述式で50問が出題される。
横浜ライセンスは2007年3月と2008年3月に過去2回開催されており、これまでの受験者総数は3,506人。1級に2人、2級に87人、3級に1,422人が合格している。
受験参考問題集は、3月に実施した第2回「横浜ライセンス」試験の問題と、第2回試験に向けた模擬試験の問題を合わせて450問から選んだ100問とその解説が収められている。第3回試験には、この問題集の解説に基いた問題が一定程度出題される。発売は県内主要書店で、価格=1,500円。
「横浜ライセンス」の第3回検定試験は2009年3月20日に横浜市立大学金沢八景キャンパスで行われる。試験前には、検定試験に出るポイントを巡るシティガイドツアー、試験対策ゼミナール、直前試験対策セミナーなども行われる。受験申込受付期間は2009年1月13日~2月17日。
かながわ検定委員会事務局長の百村洋さんは「かながわ検定・横浜ライセンスは、深く郷土を学び地域の魅力を広く発信することを目的にしたご当地検定。楽しく学んでもらい、横浜を知って頂ければ嬉しい。横浜ライセンスに向けた関連セミナーと試験だけではなく、学んだポイントを実際に巡るなど色々な方向で知識を生かせるような機会を用意し、横浜ライセンスに取り組んで良かったと思える人を増やしていきたい」と話している。