崎陽軒(横浜市西区高島2)は2月1日より、みなとみらい線開通5周年を記念して「横濱豚めし」を期間限定で販売する。
「横濱豚めし」は2種類の豚肉を使用し、それぞれの豚肉の食感やうま味を引き出した「2つの味が楽しめるボリューム豚めし」(同社)。ロース肉の柔らかさを生かしピリ辛味噌味に仕上げた「豚ロース肉特製味噌焼き」と生姜風味のアクセントが効いた「豚こま切れ肉しょうが焼き」が一度に楽しめる弁当になっている。
豚めしの上にはみなとみらい線開通5周年を記念し、「祝」の文字が入った鳴門(なると)を盛りつけ、包装紙にはみなとみらい線開通5周年記念のロゴマークと車両がデザインされている。
販売店舗は崎陽軒本店ショップ、みなとみらい駅店、みなとみらい線横浜駅店、横浜駅東口ジャスト1号館ティーラウンジ店ほか。価格は690円。販売期間は3月31日まで。
崎陽軒広報担当の佐藤奈穂さんは「今回販売する『横濱豚めし』は崎陽軒のお弁当では珍しい丼タイプ。ご飯が約300gというボリュームがありながら最後まで飽きずにおいしく食べられます。この豚肉のうまみをぜひ一度お召し上がりください」と話している。
崎陽軒は、1908年に横浜駅(現在の桜木町駅)構内で営業許可を受け創業。冷めてもおいしい「シウマイ」の開発や、赤い制服の販売員「シウマイ娘」が売り歩く販売形態などを展開し、全国的に知名度を上げた。市民や観光客に親しまれるヨコハマブランドとして横浜の産業及び観光振興に貢献したとして、2008年11月に「崎陽軒創業100周年」事業が横浜観光コンベンション・ビューローが選ぶ「横浜観光コンベンション特別功労賞」を受賞している。