ハワイの定番スイーツ「マラサダ」を販売する「レナーズ(Leonard's)」が、横浜ワールドポーターズ(横浜市中区新港2)に出店し、話題を呼んでいる。
「レナーズ」は2008年12月に、横浜ワールドポーターズ1階にオープンしたポルトガル風の揚げパンドーナツ「マラサダ」の専門店。同店はハワイに本店をもち、横浜店は海外初進出、日本第1号店となる。
商品はシュガー、シナモンの2種類で価格はいずれも150円。マラサダ初体験者は「シンプルで素朴な味だけれど新食感でやみつきになる」、本場ハワイの味を知る人も「生地のふわふわ感は同じで、もちもち感はハワイより強い」と、独特の食感が幅広い年代から人気を集めている。
今後は日本らしい味を取り入れた商品などの定番メニューを、期間限定で商品を提供しながら開発する計画だという。
レナーズ横浜店、店長の木下義彬さんは「ハワイの定番スイーツであるレナーズのマラサダ。軽くてモチモチとした新しい食感のポルトガル風の揚げパンを揚げたてでご提供しております。横浜開港150周年、横浜ワールドポーターズ10周年というメモリアルな年に1号店をスタートすることができて嬉しいです」と話している。
「レナーズ」は1952年創業の老舗のベーカリー。ポルトガル生まれの揚げパン菓子が、同国からハワイへの移住者により伝えられ、今ではハワイで「レナーズといえばマラサダ、マラサダといえばレナーズ」と呼ばれる地元の人気店。毎年横浜で開催されるハワイイ・フェスティバルなどで、ハワイ文化が浸透していることや、ハワイを連想させる海が身近にある立地条件であることから、みなとみらい地区に第1号店を構えたとのこと。営業時間は10時30分~21時。