「あなたにとってMerryとは何ですか?」を切り口に、笑顔の写真を撮り続けている「MERRY PROJECT(メリー・プロジェクト)」が、JICA横浜1階ギャラリー(横浜市中区新港2、TEL 045-663-3251)で写真展を開催している。
同プロジェクトは、グラフィックデザイナーの水谷孝次さんが代表のコミュニケーションアートプロジェクト。「Merry」は「メリークリスマス」のメリーで、幸せ、ゆったりした時間を過ごす、輝いている、あたたかい、平和な状態などを指している。99年より、24か国35都市3万人の人々に質問を投げかけ、愛用のカメラ「CONTAX T2」で笑顔を撮影し、それぞれの「Merry」なメッセージを書き添えてもらってきた。昨年の北京オリンピック開会式では、プロジェクトで集めた子供たちの笑顔をプリントした1,100本の傘を披露した。
横浜での写真展「MERRY YOKOHAMA@JICA」では、150人の笑顔の写真を展示するほか、メッセージ映像の上映や、2008年の活動をまとめたドキュメンタリーブックの展示などを行う。
開催にあたり、水谷孝次さんは「10年目となるMERRY PROJECTは、愛知万博・北京オリンピックを経て、活動が国際色豊かになってきました。今後も横浜開港150周年関連イベントとして7月、8月の『世界こどもサミット in 横浜』への展示や、JICA主催のイベントへ関わっていきます。この展示はプロローグ。よい笑顔をスタートに、ぜひここからMERRY PROJECTに興味を持って頂ければ」と話す。
開催は3月1日まで、入場無料。