野毛柳通りの「野毛通信社」(横浜市中区野毛町1、TEL 045-241-9069)は2月28日、「野毛巡り逢いラリー」を開催する。
同ラリーは、野毛のさまざまな飲食店をお試し感覚で楽しむことと、世代や性別、社会的地位などを超えて初対面の人とのコミュニケーションを楽しむことを目的に開催するもので、今回が2回目。野毛のバーや居酒屋などの飲食店を30分ごとに移動し、5~6軒の店を巡るもの。
参加資格は20才以上の男女で、1950年創業の野毛の老舗バー「バラ荘」を引き継いだバー「野毛通信社」に集合。ルールの説明の後、くじ引きにより巡る店舗を決定。指定された飲食店に、「野毛パスポート」を持った2名または4名の参加者が30分間滞在し、会話をしながら各店お薦めのお酒やおつまみを楽しめる。
「野毛パスポート」は、野毛を楽しんでもらおうと2004年に始まった「野毛飲兵衛(のんべえ)ラリー」に賛同した飲食店など47店が紹介されている48ページの冊子で、6枚のクーポン券が付いている。クーポン券1枚~3枚で、各店ごとの一杯と一品が30分の制限時間中に楽しめる。
巡り逢いラリーの集合時間は、グループA(あひる)が19時、グループB(バナナ)が20時。参加費は5,000円(飲食代などすべて込み)。「野毛パスポート」とラリー参加の目印になる野毛通信社の「社員証」付き。定員は男女各20人で事前申込制。
「野毛通信社」の親川久仁子さんは2004年、沖縄居酒屋「波の上」を経営していた当時に「野毛飲兵衛ラリー」を発案。2006年7月に閉店した「バラ荘」を居抜きで受け継ぎ「野毛通信社」としてバーを引き継いだ。
今回のラリーについて親川さんは「1月31日に開催した第1回目は、集合時は初対面でぎこちない感じだった参加者が、最後には何十年もつき合っていたように仲良くなってしまうのが面白かった。普段出会うことがないさまざまな背景を持つヒトたちとの出会いを参加者全員が楽しんでくれて大成功だった。デジタルの時代と言われるが、アナログでリアルなコミュニケーションが似合う野毛のまちを楽しんで欲しい」と話している。
同ラリーは、3月28日にも開催を予定している。詳細と参加申込み方法はホームページで。