横浜中華街で恒例の「媽祖祭」-媽祖生誕1,050年を記念

「媽祖祭」の巡行の様子

「媽祖祭」の巡行の様子

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 横浜中華街の「横濱媽祖廟(まそびょう)」(横浜市中区山下町136、TEL 045-681-0909)は3月20日、恒例の「媽祖祭(まそさい)」を開催する。

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 今年は横浜開港150周年と媽祖生誕1,050年の節目の年となり、媽祖を祭る台湾最古の媽祖廟「台南大天后宮」の協力のもと、横濱媽祖廟に新たに縁結びの神様「月下老人」、学問の神様「文昌帝君」、子宝に恵まれる「註生娘娘」、安産を守る「臨水夫人」の四尊の神様を迎える。

 「媽祖」は、海の安全や健康、縁結びにご利益があると言われ、主に中国沿岸地方、台湾などで信仰されている女神。日本では15世紀に沖縄・琉球王国で祭られたのが最初といわれ、横浜中華街のほか、箱根や長崎など日本全国約20カ所に媽祖を祭る神社仏閣があるという。

 3回目となる今年の媽祖祭では、媽祖を乗せた神輿(みこし)や、龍や獅子舞、2メートルを超える媽祖の随神「千里眼」と「順風耳」のほか、堤燈や太鼓、銅鑼(どら)など総勢約200人の行列が中華街内を巡行する。

 神輿の巡行開始は14時。爆竹とともに出発し、中華街を約2時間かけて巡行する。

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