横浜ベイブリッジ・スカイウォーク(横浜市鶴見区大黒ふ頭1)で3月29日、開港150周年記念事業として「横浜市歌100周年記念ライブ」が開催される。
横浜市歌は、森鴎外が作詞。1909年7月1日の「開港50年記念大祝賀会式典」で発表され、今年で100周年を迎える。現在も市立小中学校で歌唱指導され、学校行事や市の式典などで歌い継がれている。
今回、開通20周年を迎えるスカイウォークで「横浜市歌100周年記念ライブ」として、14時から、小中学生などによるバンド演奏が、15時から中村裕介さん、川勝陽一さん、福山竜一さんら、プロのミュージシャンによる横浜市歌スペシャルライブが行われる。
また、横浜在住の作曲家・ギタリストの中村裕介さんによる「横浜市歌~ブルースバージョン」は、横浜市役所本庁舎エレベーターのBGMにもなっている。中村裕介さんをはじめ、プロの歌手が野毛や関内の音楽シーンで歌って人気を集めている。
ライブの企画は、100年間歌い継がれた横浜市歌を、世代を越えたコミュニケーションツールとしてさらに拡げていくことを目指し、2009年1月に結成された任意団体「未来(あす)へつなぐ横浜市歌の会」が担当。実行委員長は霧笛楼オーナーの鈴木信晴さん、副委員長に中村裕介さんと写真家の森日出夫さん。メンバーとして横浜にゆかりのあるミュージシャンやアーティストらが多数参加している。
入場料はスカイウォーク入場料のみ。大人600円、65歳以上300円、中学生以下無料。会場内には、4月8日新発売のノンアルコールビールテイスト飲料「KIRIN FREE」の試飲コーナーも設置される。