三溪園(横浜市中区本牧三之谷)では3月28日より、桜で彩られた三溪園を夜間に楽しむ「観桜の夕べ」を開催している。
観桜の夕べは、桜が咲き誇る三溪園を夜間にも楽しんでもらおうとスタートした春の恒例イベントで、今年はこれまで園内の外苑エリアのみで行っていたライトアップを内苑エリアの一部まで拡大して公開する。期間中、ソメイヨシノやヤマザクラなど約300本の桜と、三溪園のシンボル「三重塔」などの歴史的建造物をゆっくり鑑賞することができる。
夜間(17時以降)の観覧場所は、外苑の旧燈明寺三重塔および旧矢箆原家住宅周辺、内苑の臨春閣前広場。
三溪園の広報担当の吉川利一さんは「三溪園の桜は、京都のように古建築と調和した『絵になる風景』を楽しめるのが特徴。昼と夜とでは、雰囲気がまったく変わるので、明るいうちから時間をかけてゆっくり見ていただきたい。三溪園に通じる周辺の道も街路樹として桜がたくさん植えられている。この時季は花のトンネルとなって、こちらもおすすめです」と話す。
開園時間は9時~21時(入場は20時30分まで)。入園料は大人=500円、小学生=200円。期間中、4月4日・5日はJR根岸駅~本牧市民公園間で無料シャトルバスを運行。開催は4月5日まで。