恒例の「野毛大道芸」―国内外のパフォーマー40組が出演

昨年の「 野毛大道芸」の様子

昨年の「 野毛大道芸」の様子

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 横浜市中区野毛地区一帯で4月25日と26日、国内外の人気実力パフォーマー40組が参加する春の恒例イベント「第35回野毛大道芸」が開催される。

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 今年は横浜開港150周年を記念して、テーマは「野毛に黒船来航」。本通りステージなどで外国人と日本人のパフォーマンスを交互におこない、野毛ならではのストリートパフォーマンスや大道芸の妙技を来場者の間近で披露する。来場目標は50万人。前年度は初日の後半が雨天になったが、42万人を集客している。

 出演者は、海外でも活躍する舞踏集団「吉本大輔」、民謡「野毛の心意気」や横浜新民謡「横濱ほーらい節」などを演奏する「遠峰あこ」、国内外で高速ジャグリングを披露する「桔梗ブラザーズ」、黄金に輝く金粉ショーで話題の「ささらほうさら」、働きすぎのサラリーマンを演出するウォーキングアクト「Shiva」、魅惑のベリーダンスを踊る「アルカマラーニ YOKOHAMA」、老舗ならではの風船芸をおこなう「バルーンおやじ」ほか。

 4月19日は、紅白出演歌手の伊藤多喜雄さんの「投げ銭コンサート」が野毛坂通りでおこなわれ多くの観客でにぎわった。

 当日は、人力車で街を案内する「ハマの人力車」(横濱おもてなし家)が野毛界隈を回遊するほか、模擬店が多く出店し、柳通りでは夢細工を実演する「川西銀二 江戸系あめ細工」や昔懐かしい縁日の職人芸「小島政治 針金細工」などもおこなう。

 「野毛大道芸」は、1986年に「野毛祭」としてスタート。大道芸を利用した街おこしイベントの先駆けとして知られ、日本3大大道芸のひとつ。大道芸イベントを利用した野毛地区の商業活性化・振興と横浜の下町としての「野毛」のPRを目的とする。街の人のボランティアによる企画運営で行うイベントとして全国に名を知られるようになった。

 問い合わせは、野毛大道芸実行委員会(TEL 045-262-1234)まで。

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