横浜観光コンベンション・ビューロー(横浜市中区山下町2)は4月28日より、横浜開港150周年記念事業として、横浜市内のおよそ100館のミュージアムのプロモーション活動「横浜グランドミュージアム」をスタートする。
同事業は、市内外に点在する全てのミュージアムのネットワーク作りを目的に、横浜開港150周年をテーマとした催事を行う大規模な博物館や美術館から、個性あふれるプライベートミュージアムまで、横浜の100館のミュージアムの魅力を発掘し、市民や観光客に広く伝えるもの。2007年に始まり、実施は3回目で今回は「横浜・神奈川デスティネーションキャンペーン」とも連動する。
企画と連動して交通新聞社は4月21日「横浜グランドミュージアム ガイドブック2009」を雑誌「散歩の達人」5月号の別冊付録として発刊した。歴史・考古・芸術・自然・環境など、さまざまなジャンルのミュージアム情報を掲載している。発行部数は10万部で価格は580円。
「開国博Y150」(4月28日~9月27日)の期間中に同ガイドブックをミュージアムで提示すると、入場料の割引やオリジナルグッズのプレゼントなどの特典がある。またクイズが掲載されており、ミュージアム散策を楽しみながらクイズラリーに参加できる。
同事業部の岡庭美沙緒さんは「まだあまり知られていない、小さなミュージアムもたくさんあります。そんなミュージアムが、これから更に注目してもらえるようになれば嬉しい。ガイドブックはB6版でとてもコンパクト、横浜散策の際にはハンドバッグに入れて『横浜の街歩き』を楽しんでいただきたい」と話している。