横山剣さん率いるクレイジーケンバンドが結成12年目にして、ユニバーサルミュージックとメジャー契約し、メジャーデビューシングル「ガールフレンド」を7月22日にリリースする。
クレイジーケンバンドは1997年の春、横浜本牧の伝説的スポット「イタリアンガーデン」で活動を開始。当初は「ゲロッパ1600GT」というバンド名だった。ロック、ジャズ、ファンク、レゲエ、歌謡曲など、さまざまなジャンルを融合したソウルフルでポップな楽曲が人気で、幅広い年齢層から支持されている。
同バンドは、インディーズ時代に10枚のオリジナルアルバムを発表。これまではインディーズレーベルや自主レーベルからのCDリリースを続けていたが、今回ユニバーサルミュージック内にクレイジーケンバンド専用レーベル「ダブルジョイ・インターナショナル」を設立し、メジャーデビューすることとなった。
第1弾シングル「ガールフレンド」のカップリング曲「昼顔」は西友NON STOP KYキャンペーン「自転車編」のCMタイアップとして、「山の音」はテレビ東京系ドラマ24「湯けむりスナイパー」主題歌としてオンエアされている。初回限定盤特典DVDには 「ガールフレンド」 のミュージックビデオが収録される。
横山剣さんは1960年、横浜市中区生まれ。横浜市資源循環局のゴミ減量プロジェクト「ヨコハマはG30」のテーマソング「いいね! 横浜G30」や、横浜市立みなと総合高等学校(中区山下町)の校歌の作曲、2004年には横浜ベイスターズの公式ソングとして小野瀬雅生をフィーチャーした曲「BE A HERO」を手がけるなど、地元横浜に密着した活動も展開している。
クレイジーケンバンドは、今年の夏は音楽フェスティバルには参加せず、1万人規模の野外イベント、横浜開港150周年記念「CRAZY KEN BAND HONMOKU MASSIVE」を9月12日に、横浜港シンボルタワー(中区本牧ふ頭1)で独自に開催する。
メジャー契約について横山剣さんは「基本的に僕の考え方はインディーズ的でもなければ、メジャー的でもなく、きわめてマイスタンダードなもの。ユニバーサル内に専用レーベル設立という条件をのんで頂けたことが私の背中を押し、今回の契約に至りました。ルーキーになった気持ちで勇往邁進したいと存じます」とコメントしている。