WFP国連世界食糧計画と国連WFP協会は6月7日、子ども達の飢餓の減少を目指すチャリティー・ウォーキングイベント「ウォーク・ザ・ワールド ~地球のハラペコを救え。~」を開催する。
同イベントは、参加者が横浜都心部の5キロ、10キロのコースを歩き、飢餓問題への認識を高めると共に、参加費の一部をWFP協会の給食プログラムに寄付するもので、1日1度程度しか食事のできない世界の子ども達に学校に来てもらい、身体発育や教育の普及を促進することを目的としている。
2004年より世界各国で行われており、これまでに70カ国250カ所で25万人以上が参加している。昨年の横浜での開催からは2,566人が参加し、約200万円を、6~12歳を対象とした学校給食プログラムに活用した。
ウォーキングコースは「美しい日本の歩きたくなるみち500選」公式ルートの一つである赤レンガ倉庫、山下公園、港の見える丘公園、元町公園、イタリア山庭園などを回る。今年はスポーツコメンテーターの山本美憂さんをゲストに迎える。
イベントを主催する国連WFP協会の松本聡子さんは「1日1度の食事を学校でとることで、授業に集中できるという生徒さんも見受けられるようです。世界中には遠くから歩いたり、働いてから学校にくる子供達がいることや、食べ物の大切さなどを、自分自身も歩く事で体感するイベントになればと思っています」と話す。
参加費=1,000円、小学生未満は無料。(参加賞・保険代含む)受付開始=9時、開会式=9時30分、開始時間=10時。インターネット、電話による申し込みは5月27日まで。