移動式プラネタリウムの出張投影を行う「横浜モバイルプラネタリウム」は大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)で5月23日、初夏の星空をプラネタリウムで楽しむ「スペースイラスト展と移動式プラネタリウム」を開催する。
会場に、高さ4.5メートル、直径7メートルのエアードームを設置。その中で220万個の星を投影することができる新型移動式プラネタリウム「メガスター ZERO(ゼロ)」により、初夏のおおぐま座、うしかい座、おとめ座などの星座を投影し解説する。
横浜モバイルプラネタリウムは、はまぎんこども宇宙科学館(旧:横浜こども科学館)などでプラネタリウム業務の経験を持つ遠山御幸さんが昨年立ち上げた事業。各地で出張投影を行っている。
また、投影に合わせ、遠山さんが、サラリーマン時代から制作してきた、宇宙を描いたエアブラシイラスト原画10点と、CGイラスト12点を展示する。
遠山さんは「今年は世界天文年で、科学者のガリレオ・ガリレイが望遠鏡で初めて宇宙を眺めた1609年から400年にあたり、7月には皆既日食がおこるなど、空の話題の多い年になります。まずはぜひ初夏の星空からお楽しみください」と話す。同イベントは「世界天文年2009日本委員会」の公認イベント。
上映は12時、13時、14時、15時、16時の5回で各20分。1回の投影は定員40人、観覧料は300円(小学生以上)。イラスト展示は6月28日までで、入場は無料。