横浜青年会議所は、横浜ガイドマップ「ハマップ 2009年度版」を作成し、観光施設やホテルなどの市内各所で無料配布を開始した。
ガイドマップの発行は、今年で7年目。横浜、関内、山下町、新山下、中華街、元町、野毛、花咲町、伊勢佐木町、福富町などのエリアを対象に、イベントや、飲食店、クラブなどの情報を横浜青年会議所メンバーが独自に取材し、紹介している。今年度版は「開国博Y150」の情報や、横浜開港150年の歴史などを取り上げ、ガイドブックとしての機能を高めている。全140ページで、発行部数は10,000部。コンテンツは、WEBサイトでも提供している。
同会議所の上位団体の日本青年会議所が、7月25日・26日に横浜で開催する「サマーコンファレンス2009」に参加する全国各地の青年会議所メンバーにも配布する。
同会議所コンベンション推進委員会の本多竜太さんは「ハマップを作り始めたきっかけは、横浜開港祭や、毎年夏に横浜で開催している、全国各地の青年会議所所員が1万人規模で集まる『サマーコンファレンス』などのイベントの際に、横浜を訪れる方に、横浜の魅力を知ってもらいたいと考えたから。もちろん地元横浜の方々に活用して頂きたいと思っている」と話す。
横浜青年会議所は1951年創立の社会貢献を目的に組織された青年のための団体。メンバーには20歳から40歳までの年齢制限があり、「修練」「奉仕」「友情」を基本理念に、「明るい豊かな社会を築き上げる」ことを理想として地域で活動している。
横浜開港祭実行委員会を組織し、毎年6月2日の横浜開港記念日にあわせて「横浜開港祭」を運営している。また、今年度は2万株の花による「巨大花時計」の設置のほか、まちづくり、子どもの教育などに取り組んでいる。