元町クラフトマンシップ・ストリートで6月13日、街中のゆかりの地を歩きながら講師による解説を聞く「街頭ライブトーク2009」が行われる。

　「街頭ライブトーク」は、元町や横浜の歴史・文化に詳しい講師が、テーマにゆかりがある場所で解説するイベント。2005年より行われており、今回で4回目。

　講師とテーマは、横浜市電研究家・森田満夫さんと元町河岸通り会会長・鈴木生雄さんによる「横浜市電とJR根岸線」、横浜シティガイド協会副会長・嶋田昌子さんによる「元町百段界隈について」、元町クラフトマンシップ・ストリート理事長・打木徹さんによる「横浜開港とパンの歴史」、郷土史研究家の成田良幹さんによる「A.ジェラール －故郷ランスにその謎解きの鍵を探し求める」。

　元町クラフトマンシップ・ストリート・文化情報委員会・委員長の石動勝美さんは「街頭ライブトークは元町や横浜をより身近に肌で感じて頂くために開催しています。元町仲通りを中心に行われるこのイベントを通して、元町クラフトマンシップ・ストリートに親しみをもっていただけると思う。今年は横浜開港150周年でもあるので内容の濃い街頭ライブトークになればと思っている」と話している。

　開催時間は14時～16時30分。事前申込不要で参加費は無料。

　元町クラフトマンシップ・ストリートは、元町仲通り、代官坂通り、水屋敷通り、汐汲坂通り、本牧通りの5つの通りの商店などによる商店街振興組合で、2004年12月に設立された。毎年秋にフードフェアを開催している。