横浜港シンボルタワー(横浜市中区本牧ふ頭D突堤)で6月14日、「横濱開港150周年記念 シンボルタワー祭り」が開催される。
同イベントは毎回多くの家族連れでにぎわうシンボルタワーの恒例イベント。会場では、スティックとボールを使って気軽に楽しめる「マレットゴルフ」体験(1プレー大人500円、子ども無料)、「横浜GSフットボールクラブ」によるサッカー教室、「沖鶴エイサー会」による沖縄の伝統芸エイサーの演舞「沖縄民謡ライブ」を開催するほか、フリーマーケット、横浜近郊の魚介類や野菜などを販売する「濱の市」の屋台、たこ焼き・焼きそば・ケバブ・アイス・じゃがバターなどの飲食店・キッチンカーが出店する。
また、「横浜市歌」のブルースバージョンを手掛けた、横浜在住の作曲家でギターリストの中村裕介さん率いるロックバンド「中村裕介&ROXVOX」が、横浜開港150周年にちなみ「横浜市歌」「ハマッ子じゃん」などの横浜の歌を披露する。シンボルタワー内休憩室では、横浜開港150周年を記念した「特別パネル展」を実施。パネルを通して、横浜(港)の歴史を彩ってきた商船三井の「FUNE(船)」の足跡を紹介する。
商船三井興産横浜支店の太田守彦さんは「今年最初の『シンボルタワー祭り』は横浜開港150周年記念でもあり、横浜(港)で活躍してきた商船三井の船をパネルで展示しております。『にぎわい』を感じに是非お越し下さい」と話す。
開催時間は9時30分~16時。入場無料。
横浜港シンボルタワーは、横浜港に出入りする船舶のための信号所として1986年に完成。航路標識としての名称は本牧船舶通航信号所で、横浜港に入出航する船舶の管制や、近隣を航行する船舶へ海上交通情報の提供をする役割などを担っている。高さ48メートルを超えるタワー上部の展望室からは港を一望できるほか、周辺の緑地公園は市民の憩いの場としても親しまれている。横浜市港湾局の管轄施設で、商船三井興産が管理運営をしている。