山下公園前面水域で6月14日、初夏を彩る「第26回横浜港カッターレース」が開催される。
同大会は、市民に海や港に親しみを感じてもらおうと、横浜港に関係する海事関係諸団体が協力して運営している横浜の初夏の風物詩。航海訓練所の帆船「日本丸」が横浜に保存展示されることを記念して、1985年に第1回目が開催された。
レースは、8人1チームで大型帆船や貨物船に積まれる救命ボートの「6メートル型カッター」を使用し、往復360メートルのコースを一般の部、女子の部に分かれてタイムを競う。
昨年は207チーム(一般178、女子29)、1,656人が出場し、優勝チームは女子の部が「JACK TAR WITCHES」(2分42秒90)、一般の部が「横浜海洋少年団(シャークス)」(2分31秒94)。今年は227チーム(一般191、女子36)、1,816人がエントリーする。
開催時間は、一般レース9時10分、女子レース15時30分より。観覧無料。
横浜港カッターレース実行委員会は昨年5月、従来からの一般・女子レースに加えて、小学生4~6年生を対象に28チームの参加による初めての「小学生カッターレース」を開催した。今年は8月に開港150周年を記念して「小学生横浜港カッターレース」を開催する予定。