横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)で6月20日、音楽フェスティバル「黒船来航 to Rockin'YOKOHAMA150」を開催する。
イベントは、「開国博Y150」ベイサイド市民協催の一環で、すべて市民の参加による自主企画、自主運営。「開催者どうしのコラボレーション」理念のもと、横浜案内人とロックシンガーの川戸昌和さんを中心とした「Rockin'YOKOHAMA150」実行委員会が協力して運営を行う。
イベントは、横浜にまつわる懐かしの曲からオリジナル曲を集めたコンサートをメインに、プロが教える「親子ダーツ教室」、「大道芸パフォーマンス」や「体験コーチング」、巨大キャンパスに参加自由で描く「みんなで描こう、横浜港」、横浜の市民メディア関連の情報を見られるブースなど、家族そろって楽しめるイベントを展開。当日は「*Rin & TOCO」が、開国博Y150や横浜のお勧め情報を盛り込みながらMCを務める。
ステージでは、フジロックフェスティバルなど国内のロックフェス参加経験豊富なグループ「マリンバライズ」、地元金沢高校の現役高校生バンド「閑古鳥」のライブをはじめ、横浜出身横浜在住の川戸昌和さん率いるバンド「MASAKAZU KAWATO & SPACY DUCKY」による横浜をテーマにしたロックライブも開催。当日は、川戸さんの音楽活動ルーツの一つであった「ヨコハマ・ハイスクール・ホットウェーブフェスティバル」歴代の出演者をゲストに迎えて、スペシャルライブも開催する。
ダーツ講師には、日本国内のソフト&ハードダーツのタイトルを手中に収めた、元モデルで日本代表の谷内太郎さんを迎え、プロ同士のエキシビジョンマッチを実施。大道芸ブースには、大道芸チーム「P..N.Y.O」が登場し、横浜生まれフランス育ちのヨーヨーアーティスト「ユッキー」(ヨーヨー日本チャンピオン、世界第二位)を含む3人がパフォーマンスを披露する。
会場には飲食販売コーナーを設け、レストスペースや客席を設置。
フィナーレでは、来場者とともに開港記念ソング「Rockin' YOKOHAMA150」を大合唱する。同曲には、「自分たちを育ててくれた横浜への恩返しがしたい」という川戸さんの願いが込められており、自分や横浜以外からの移住者、市民全員など、横浜をそれぞれの視点から見た歌詞で綴られている。会場では、昨年発売した記念CD「Rockin'YOKOHAMA150」を販売し、その売り上げの一部を未来の子供達に向けた「横浜夢ファンド」へ寄付する予定。
「横浜開港記念を市民の皆さんと共に祝いたい。同じ思いを持った二つの団体が一つのイベントを作ります。私たちも横浜市民、二つの団体が思いを共有して準備してきたように、当日は来場者の皆さんとも一体となって開港記念を祝い、楽しんでもらいたい」と横浜案内人代表の八木下遥さん。
開催は、15時30分~19時。会場は、大さん橋ホールで入場無料出入り自由。来場者には大さん橋から出港する客船、ロイヤルウイングの優待券をプレゼントする他、ペアお食事バイキング券やペア無料乗船券が当たるくじ引きも。