関内駅近くの吉田町通りでは、22店舗のバーが参加のカクテルイベント「第5回 吉田町Bars'Street(バーズストリート)」が6月1日より行われている。
吉田町通りは、伊勢佐木町商店街と野毛地区をつなぐ約250メートルの商店街。画廊や骨董、ダンス教室などアートに関係する店が軒を連ねる中、近年はバーの出店が増えてにぎわいを見せている。
同イベントでは、吉田町通りのバー22店舗が、それぞれ「中華街」「元町」「伊勢佐木町」「外人墓地」「大桟橋」など横浜の名所をイメージしたオリジナルカクテルを提供する。カクテルを注文するとパンフレットにスタンプが押され、4店舗のスタンプが集まるともれなくプレゼントがもらえるほか、開国博Y150の入場券や、ロイヤルウイングの無料乗船券などが当たる抽選にも応募できる。
吉田町バーズストリートは、「BARスカーフェイス」(横浜市中区吉田町3)に営業時間終了後に集まる近隣のバーのマスターらの「バー同士のつながりを通して街の活性化に協力したい」という思いで企画され、呼び掛けに応えたバー19店舗により2007年にスタートした。バーズストリートでは定期的にカクテルイベントを実施しているほか、4月に吉田町通りで開催された「アート&ジャズフェスティバル」ではカクテルづくりの体験ブースを出展するなど、地域の活性化に積極的に取り組んでいる。
「BARスカーフェイス」マスターの佐藤龍郎さんは「吉田町通りのバーの密集度はすごい。個性的で素晴らしいお店がたくさんあるので、一度来て頂ければきっと好みのお店が見つかると思います。吉田町がカクテルの名所として広まればうれしいです」と話す。
スタンプラリーに参加しているバーは、「BARスカーフェイス」「BARノーブル」「ピギーテイル・コネクション」「BARコンフィー」「トゥウェンティワン」「タウザー」「BARキング」「BARフォーチューン」「フレーバ」など全22店舗。
同イベントの開催期間は7月31日まで。パンフレットはイベント参加店舗や旧松坂屋の「観光案内デスク」などで配布している。