「ハマの蛙男祭り」で蛙男商会のアニメ51作品を一挙上映

FROGMAN(フロッグマン)さん

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 みなとみらいのショートフィルム専門劇場「ブリリア ショートショート シアター」(横浜市西区みなとみらい5、TEL 045-633-2151)で、7月1日より「ハマの蛙男祭り~蛙男商会5年間の軌跡~」が始まった。

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 「ハマの蛙男祭り」は、「秘密結社 鷹の爪」などを手掛け、脚本・監督・キャラクターデザイン・声の出演などをほぼ一人でこなす制作スタイルで話題となったFROGMAN(フロッグマン)さんによる「蛙男商会」の新旧ショートアニメ51作品を一挙に紹介するもの。

 蛙男商会が5年間にわたり発表してきた作品を4つのプログラムに分け、1カ月間上映する。最新作の「京浜家族」を中心に、初期の作品から子供向けアニメまで、蛙男商会のショートアニメが一堂に集まるのは初めて。

 東映アニメーション、博報堂DYメディアパートナーズ、ディー・エル・イーの3社が共同で展開する「京浜家族プロジェクト」と、米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2009」のタイアップで上映が実現した。

 上映作品は、現代人のコミュニケーション模様を、コミカルで愛のある視点で描いた「京浜家族」。インターネットテレビ「Gyao」で配信された蛙男商会初のサラリーマン編「部長ハシビロ耕作」。初の子ども向けロボットアニメシリーズ「土管くん」など。

 期間中、シアターロビーでは、蛙男商会のこれまでを振り返る「京浜家族のジオラマ展示」(7月1日~15日)や関連グッズを販売。カフェではドリンク「蛙ジュルス(タピオカ入り)」(350円)など、蛙男にまつわるオリジナルメニューを期間限定で発売する。

 7月4日には、特別プログラムとしてトークショーを開催。FROGMANさん、ショートフィルムを日本に広めてきた別所哲也さん、マンガとアニメーションを中心に編集家として活動する竹熊健太郎さんが、ショートコンテンツの未来について語る。

 イベント担当者は「『蛙男商会』初の短編特集上映で、FROGMANのナンセンスコメディーアニメを一挙に上映します。見れば見るほどクセになる、FLASHアニメワールドの真髄をぜひ体感ください」と話す。

 開催時間は10時~22時(金・土曜は23時まで)。チケット=1,000円(各プログラム入替、特別プログラムのみ1,500円)。火曜日定休。7月31日まで。

 「蛙男商会」は、独特の脚本とギャグセンスで各界より注目を集めている。代表作は「秘密結社鷹の爪」「古墳ギャルのコフィー」など。初の劇場映画「秘密結社鷹の爪 THE MOVIE~総統は二度死ぬ~」は、2008年ニューヨーク国際インディペンデント映画祭のアニメ部門で、作品賞と監督賞を受賞。「京浜家族」は、tvk(テレビ神奈川)で金曜24時から放映している。

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