日産自動車(東京都中央区)は7月23日、みなとみらい地区への「グローバル本社」移転に合わせ、本社ビル1階に「日産 グローバル本社ギャラリー」を8月8日にオープンすると発表した。
新ギャラリーは、最新モデルを中心に国内で市販されているクルマや歴代の記念車・レーシングカーを展示する「プロダクト ゾーン」、国内では目にすることのできない「INFINITI」ブランドや、海外のモーターショーに出展したコンセプトカーなどグローバルに販売している車を展示する「グローバルプロダクト ゾーン」、巨大地球オブジェを設置して日産の企業活動を紹介する「コーポレートコミュニケーション ゾーン」、日産が創業した1933年から現在までの歩みを紹介する「ヘリテージ コリドー」の4つの展示ゾーンから構成される。
また、日産車のミニカーやオリジナルの小物など日産グッズの全商品を販売する「日産ブティック」、飲み物や軽食を提供する「GALLERY CAFE」、収容人数600人のイベントホール「NISSAN ホール」などの施設も併設する。
面積は、約4,000平方メートルで、5月31日に閉館した東銀座の日産本社ギャラリーの約4倍の規模となる。日産は1933年に横浜で創業し、1968年に東銀座に本社を移転。「本社ギャラリー」は移転と同時にオープンして以来41年間、銀座で日産ファンに親しまれていた。
新しい「日産 グローバル本社ギャラリー」(横浜市西区高島1)は、みなとみらい線の新高島駅から徒歩5分、横浜駅から徒歩7分の立地。横浜駅から「日産グローバル本社」を繋ぐ新しい橋「はまみらいウォーク」、本社内を縦断してみなとみらい方面への新たな導線となる「NISSANウォーク」は8月8日に開通。今後、多くの往来が予想されている。
ギャラリーでは、8月8日から28日まで、スカイラインのSUVモデル「スカイライン クロスオーバー」のボディカラー全7色の展示も行われる。8日のオープン日は、10時よりオープニングセレモニーを行い、先着2,000人に来場記念品を配布。また、13時よりFMヨコハマ「NISSAN presents AIR CRUISE SPECIAL」のオープニング記念公開生放送も予定されている。ゲストは、ゴスペラーズ、UVERworldほか。
ギャラリーの営業時間は10時~20時。