よこはま動物園ズーラシアの隣接地区で開催されている開国博Y150「ヒルサイドエリアY150つながりの森」(横浜市旭区川井宿町141)で8月1日から、夜間営業が開始される。
Y150つながりの森は、里山に囲まれた緑豊かな環境で、自然や環境、共生などをテーマに、市民らが企画した「市民創発プロジェクト」が展開されている。1年以上前から公募で集まったメンバーが「自然、環境、共生」をキーワードに、竹を使った国内最大級のパビリオンや屋外広場で対話、参加、体験型のイベントを準備してきた。参加市民は延べ4,800人となる。
会期中の営業時間は、通常9時30分~17時30分だが、8月の毎週土日と9月19日~27日の9日間は、20時30分まで営業時間が延長される。
夜間営業が始まる8月1日と2日は、竹を活用した地域活性化に取り組む「ちかけん」(熊本県阿蘇市)による、竹とキャンドルを使い、会場内の棚田・段々畑を演出する「竹あかり」を鑑賞することができる。約200本の竹と、キャンドル約2,000個を使い幻想的な空間を演出する。使い終わった竹は、肥料や食材として活用するという。開催時間は日没から20時30分。
9月22日~25日には、日本の竹ファンクラブの協力により、横浜市内の「未整備竹林」から伐採した竹を使った「竹灯籠イベント」が開催される。プロジェクトでは、イベントを通じて市内の竹林整備を進めていくという。現在、竹の伐採活動や会場準備のボランティアスタッフを募集している。
「ヒルサイドエリアY150つながりの森」の入場料は大人=600円、高校生=300円、小中学生=200円、シニア=500円(ズーラシアの20%割引券付き)。会期は9月27日まで。