横浜ランドマークホール(横浜市西区みなとみらい2)で8月15日、16日の2日間、世界の子ども向け映画を上映する「はまっ子映画祭2009」が開催される。
同映画祭は、今年で17回目となる、子どもたちの世界映画祭「キンダー・フィルム・フェスティバル」の一環。テーマ「世界旅行」のもと、アニメ映画の上映や、体験ワークショップが行われる。
上映作品は、2008年アカデミー賞・短編アニメーション賞作品「ピーターとおおかみ」(イギリス、ポーランド合作)。2009年アカデミー賞・短編アニメーション賞を受賞した「つみきのいえ」(日本)、蒸気機関車が主人公の「きかんしゃトーマス」(イギリス)、いたずら好きのひつじが元気に活躍するコメディ「ひつじのショーン」(イギリス)、皆から慕われる物知りのアナグマをめぐる「わすれられないおくりもの」(ドイツ)など全14作品。
ワークショップでは、声優さん指導のもと、短編作品の吹替え上映に挑戦する「声優体験ワークショップ」、指で砂をなぞる砂アニメ「砂が七変化? 砂アニメワークショップ」が行われる。
「キンダー・フィルム・フェスティバル」は、ドイツで開催されている「ベルリン国際映画祭」の児童映画部門「キンダー・フィルムフェスト・ベルリン」ディレクターのレナーテ・ツィラさんを迎え1992年にスタート。同映画祭に出品された世界各国の子ども向け映画やアニメーションより、フェスティバルでの上映作品を選出している。今年は、横浜会場のほか、青山会場(青山円形劇場・こどもの城、8月9日~12日)、調布会場(調布市文化会館たづくり、8月20日~23日)で開催される。
キンダー・フィルムの澤柳孝浩さんは「みんなが大好きな、ピングーやきかんしゃトーマス、世界の新作映画からアカデミー賞受賞作品まで、たっぷりと楽しめる2日間。声優さんがその場で吹き替える、ライブ・シネマは臨場感いっぱい。子どもは無料ですので、ぜひご家族で遊びに来てください」と話す。
参加費は18歳未満・60歳以上=無料、18歳以上=500円。会場はランドマークプラザ5階・ランドマークホール。