横浜環境ポイント実行委員会と横浜市は8月8日、「横浜環境ポイント」事業のポイント交換センターを横浜ワールドポーターズ(横浜市中区新港2)4階と開国博Y150ヒルサイド会場(旭区川井宿町141)に開設した。
横浜環境ポイント事業は、市民の環境に配慮した行動に対して「ポイント」を発行し、省エネ活動などを実践するための「きっかけづくり」を目指すもの。政府から「環境モデル都市」の指定を受けている横浜市が、脱温暖化やCO2削減を目指し、市民に参加を呼びかけている。
家庭の電気・ガスの検針票や、省エネ機器に指定されている商品購入時のレシートの持参、公共交通機関を利用してポイント交換センターへ来場した場合などにポイントを進呈し、たまったポイントに応じて交換センターでさまざまな特典と交換することができる仕組みとなっている。
特典は、よこはま動物園ズーラシア招待券(5ポイント)や開国博Y150優待券(10ポイント)のほか、エコグッズや生活用品など約30種類。また、抽選でサッカーJ2横浜FCの親子観戦チケットなどが当たる「グリーン電力基金(ヨコハマ・プロジェクト)」にポイントを寄付することもできる。
さらに、交換センターでは3ポイント以上たまった方に「環境パスポート」を進呈。A6版32ページのパスポートを市内の協力店舗約70店に持参すると、割引などのサービスが受けられる。
地球温暖化対策事業本部・地球温暖化対策課担当係長の内山幹子さんは「電気やガスの検針票を持ってきて頂くだけでもポイントになります。検針票に書いてありますエネルギー使用量を把握して頂くことが目的で、今後は市民の皆さんのエネルギー使用量や削減量の集計結果を随時公表していく予定です。いろいろな特典も用意してありますので、ぜひ交換センターに足を運んでみて下さい」と話している。
ポイント進呈や特典との交換は9月27日まで。交換時間はワールドポーターズ4階が11時~19時(9月8日は休み)、開国博Y150ヒルサイド会場が9時30分~17時30分(8月の毎週土日および9月19~27日は20時30分まで)。