地域SNS「ハマっち!」が古タオル集め兵庫の豪雨被災地を支援

被災地の様子(さよっちTVより)

被災地の様子(さよっちTVより)

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 横浜の地域SNS「ハマっち!」は、台風9号で大きな被害を受けた兵庫県西播磨豪雨災害の復興支援事業として「古タオルを送ろうプロジェクト」を開始した。

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 兵庫県西播磨地区の佐用町や宍粟(しそう)市などは8月9日夜から8月10日未明にかけて、1時間あたりに観測史上最大となる87.5ミリの降水量を記録し、大きな被害を受けた。今回の古タオルを集めるプロジェクトは、兵庫県の地域SNS「ひょこむ」の呼びかけではじまり、同じ地域SNSの仕組み「OpenSNP」を使っている「ハマっち!」の運営委員会が趣旨に賛同し、呼びかけるもの。

 今回の台風で被災した佐用町、宍粟市では「ハマっち!」や「ひょこむ」と同じ「OpenSNP」という地域SNSの仕組みを使った「さよっち」と「しそうSNS・E-宍粟」というSNSが運営されており、それぞれのSNS運営者同士のつながりを通じて、被災地にタオルを届ける。

 使い古されたバスタオルやフェイスタオルなどは吸水性が良く、浸水した住居、施設の清掃などに効果を発揮するという。「ハマっち!」運営委員会に届けられた古タオルは、佐用町と宍粟市の支援団体に届けられる。12日にSNSで呼びかけたところ、1日で約200枚のタオルが届けられた。

 同運営委員会では、ハマっち!に参加していない方を含め、広く横浜内外の市民や企業に協力を呼びかけている。

 「ハマっち!」を運営するY150市民参加プラットホーム推進委員会委員長で作家の山崎洋子さんは「横浜と佐用町は『ハマっち!』と 『さよっち』でたくさんの人がつながっています。その地域SNSのご縁で昨秋から3回、佐用町を訪れました。棚田と朝霧が美しい、素朴でのどかなところです。土地の人たちは温かく迎えてくれました。『つながり』の意義は困った時にこそ発揮されるもの、古タオル1枚、新しいマスク1枚(地面が乾いてくると砂埃がひどくなります)でもかまいません。『横浜の心』を届けましょう」と話している。

 タオルの受付先は、「ハマっち!」のトップページからのリンクで。問い合わせはハマっち!運営委員会「西播磨豪雨災害復興支援プロジェクト係」(TEL 045-662-6758)まで。受付は8月15日まで。

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