横浜信用金庫(横浜市中区尾上町2)は、横浜開港150周年に合わせ「歌謡曲で撮る『横浜』フォトコンテスト」の写真作品を募集している。
同コンテストは、横浜をテーマにした歌謡曲にちなみ、市内を撮影した写真を募集するもので、横浜開港150周年記念の特別事業として同信金が独自に企画した。
課題曲は3曲で、ゆかりの歌として常に上位になる「ブルー・ライト・ヨコハマ」(いしだあゆみ)、ハスキーな歌声が魅力の「伊勢佐木町ブルース」(青江三奈)、今まで横浜の歌として、あまり知られていなかった「本牧メルヘン」(鹿内孝)となっている。それぞれの曲からインスピレーションを得て、写真としてどのように表現するかを評価する。
審査員は「雨」の写真家として知られる佐藤秀明さん、人物ポートレイト、舞台写真、旅行写真などで活躍している矢部志保さんと、桜美林大学准教授の和田昌樹さん。
応募サイズは四つ切りかA4サイズ。最優秀賞1点、優秀賞2点、佳作は15点程度が選ばれ、ギフト券などが授与される。今秋、同信金本店ロビーで展示する予定。締め切りは8月31日。
同信金総合企画部の中島久さんは「単なる写真コンテストではなく、よく知られている歌謡曲をモチーフにすることで、作品化しやすくする企画にしました。カメラを持った方たちに、全国から来ていただくことを通して、少しでも横浜の商店街を活気付けられればと思っています。それが地域の金融機関である私たちができること」と話している。