開国博Y150「ヒルサイドエリアY150つながりの森」(横浜市旭区川井宿町141)で8月27日、「若者・地球環境・仕事」を結ぶオープントークイベント「地球を見つめ直すと自分が見えてくる」が開催される。
同イベントは、若者の声や支援現場の情報を伝える就労支援ウェブサイト「Hamatorium Cafe ハマトリアム・カフェ」と、横浜市地球温暖化対策事業本部の実施する YES(ヨコハマ・エコ・スクール)との協働企画の第1回目。「エコ」や「環境」をキーワードに活動する人たちの話を聞きながら、環境の視点から若者たちが「働く場」について考える。
「ハマトリアム・カフェ」は、横浜市が行う若者雇用促進事業「よこはまユースニューデール」の一環で、横浜市こども青少年局からの委託を受け「シェアするココロ」(横浜市都筑区中川中央2)が運営。ウェブ上に若者たち相互の語らいの場を設け、若い人材を求める企業と就労困難な若者とのマッチングを行うことで、たくさんの人が行き交い情報を共有し語り合うプラットホームとして若者の自己実現を後押しする。
同イベントでは、地域と緑をむすびつける造園設計を行う「遊緑地設計」代表の高橋寛和さん、都市でミツバチを飼育する「HAMA BoomBoom プロジェクト」の岡田信行さんをゲストに招き、エコや自然環境を仕事にすることをテーマにテーブルトークと全体セッションを行う。また、トークイベント後はヒルサイド会場内で自然環境と触れ合うワークショップも実施される。
「シェアするココロ」(都筑区中川中央)代表取締役の石井正宏さんは「エコや環境、地球のことを考える機会を持ち、社会の中の一員としての自分を若者が再確認してもらうことで、社会参加のきっかけになればと思っています。また、自然を相手にした職業人の方々の話を聴く中で、職業選択の幅が広がることも期待しています」と話している。
開場は10時。開催時間は10時15分~14時30分(トークイベントは12時まで)。参加対象者は、仕事探しや環境問題に関心がある10代から30代の若者。イベント参加費は無料(ヒルサイド会場入場料は、大人=600円、高校生=300円、シニア=500円)。
参加申し込みは、横浜市こども青少年局青少年育成課(TEL 045-671-2325)まで。