相鉄本多劇場(横浜市西区南幸2、TEL 045-319-2150)で8月26日から30日まで、演劇集団ブロッケン・ブロッケンの旗揚げ公演「風より迅く」が行われる。
ブロッケン・ブロッケンは、日本大通りの創造拠点「ZAIM」を拠点とし、横浜から演劇文化を発信していくことを目指す制作・企画プロダクション「WARPURGIS(ワルプルギス)」(中区日本大通34)がプロデュースする演劇集団で、プロの演劇人を目指す役者、演出、作家など13人が所属している。作・演出は中区在住で、ワルプルギス代表の福永朋仔さん。
「風より迅く」は、航海士実習が行われている実習帆船・海皇丸を舞台に、航海士へのあこがれを抱きながらも葛藤する学生と、航海士、学生を指導する教官らが織りなす人間ドラマ。立ち場の違いから生じる摩擦がある時トラブルを生み、逃げ場の無い海の上で男同士の闘いが始まるという物語。開港150周年と、同集団の門出にちなみ「出航」をテーマにしている。
出演は、佐藤和久さん、石垣まさきさん、御麿さん、萩野豊子さん(おぅるでぃずTheater)、和世レオさん、和泉涼太さん、市川秀人さん、備瀬正さん、古島直樹さん、柳本順也さん、那須野恵さん(北区つかこうへい劇団)、麻生0児さん(studio salt)、杉本恵太郎さん。
実習生こずえ役の和世レオさんは「立場の違う学生、航海士教官のそれぞれが何か悩みや探し物を抱えながら、関係を築いていく中で成長していく様子が見所です。ぜひご覧になって下さい」と話す。
開場10分後から、同じくワルプルギスがプロデュースする30代以上の男性による演劇ユニット「M.A.C」による前座公演「優しくサヨナラする方法」が予定されている。
開催日時は、26日~29日が19時30分より、27日、29日、30日は14時の回あり、全席自由席。前売=2,800円、(高校生以下2,000円)、当日3,000円(高校生以下2,500円)。