バハマ船籍の大型客船「ザ・ワールド」が9月23日、横浜港の大さん橋国際客船ターミナルに入港する。横浜港への入港は初。
「ザ・ワールド」は、2002年にノルウェーのフーセン造船所で竣工(しゅんこう)した、世界初のマンション客船。レジデンス(客室)は、「分譲マンション」として個人所有のオーナー・システムで販売されている。インテリアは世界的な有名デザイナーとデザイン事務所が手掛けている。総トン数は43,524トン、全長196メートル、乗客定員は390人。8時30分に大さん橋に着岸し、翌24日20時に出航予定。
また、23日10時には横浜船籍で日本籍では最大の客船「飛鳥2」(郵船クルーズ、50,142トン)が、14時には商船三井客船の外航クルーズ客船「にっぽん丸」(10,770トン)が大さん橋に入港。さらに、日本クルーズ客船が運航する「ぱしふぃっくびいなす」(6,518トン)が新港ふ頭に14時に相次いで入港し、14時~17時の間は4隻を同時に見ることができる。
大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1、TEL 045-211-2304)は、客船の入出港や、みなとみらい地区、赤レンガ倉庫、山下公園、ベイブリッジなど港の景観を360度のパノラマで眺めることができる。芝生の広場もある屋上広場は24時間オープンしている。入場は無料。