観光交流施設「横浜マリンタワー」(横浜市中区山下町15)で10月16日、フランス料理の国際大会を描いた「ファイティング・シェフ美食オリンピックへの道」のプレミアム上映会が行われる。
同作品は、24カ国から集まった一流シェフたちが「世界最高のシェフ」の称号を目指して5時間半を闘い抜く料理界のオリンピック「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」の裏側を描いたドキュメンタリー映画。監督は、数多くのドキュメンタリー映画を手掛けるスペイン・マドリード出身のホセ・ルイス・ロペス・リナレスさん。
当日は、会場に赤ワイン、白ワイン、フィンガーフードが用意され、映画鑑賞後は展望台から夜景を楽しむことができる。
参加費は3,000円で、ドリンク(赤ワイン、白ワイン)、フィンガーフード、展望台チケット付。当日は、18時30分開場、19時30分上映開始(21時終了予定)。会場は、3階マリンタワーホール。問合せは、横浜マリンタワー(TEL 045-664-1100)まで。
横浜マリンタワーの松本典子さんは「今回の上映会はマリンタワー初の試みで、当日は映画のイメージを感じさせるフィンガーフードとワインをご用意。一流シェフたちの繰り広げるスリリングな映画を味わった後は、展望台から横浜のパノラマ夜景もお楽しみ下さいませ」と話す。
「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」は1987年、フランス料理界の巨匠ポール・ボキューズさんによって設立された、フランス・リヨンで2年に1度開催されるフランス料理コンクール。フランス料理の登竜門的存在で、毎回異なるテーマ食材(肉・魚)を5時間半で調理し、肉と魚2つのプレートを完成させる。各地域予選を突破した24カ国が本選に参加でき、審査員24人が、料理の味、盛り付け、出場国のオリジナリティなどの総合評価を行う。大会は2日間で、次回の開催は2011年1月25日・26日。
同映画は10月24日より、映画館「シネマ・ジャック&ベティ」で公開予定。