横浜・元町仲通り（横浜市中区元町3）を中心に10月17日と18日、プロの料理を提供する「元町クラフトマンシップ・ストリートフードフェア2009」が開催される。

　同フェアは、2000年に「元町小町フードフェア」の名称でスタートしたイベントで、約600メートルの元町仲通りを中心に元町地区の飲食・食品関連店舗が協働で、「作り手の見える街」「五感に訴える街」を目指して行う。今年は「元町のおもてなし。」をテーマに48店舗が参加し、来場者にプロの料理人による料理を低価格で提供する。主催は、商店街振興組合元町クラフトマンシップ・ストリート。

　当日は、フレンチ・和食・中華・多国籍・スイーツなど、元町の有名レストランによる料理を300円～900円という低価格で味わうことができる。

　今年は新たに厳島神社などの飲食スペースを増設し、仲通り通り沿いに面したミニポケット（空きスペース）と4つのポケットパーク（パーキングエリア）、参加店舗の店頭・店内でフードを販売。ポケットパーク内に設けるテントでは、来場者の目の前での調理も楽しめる。

　メニューは、100円単位のフードフェアチケットで購入でき、余ったチケットは会場に設置された寄付ボックスに投函すると、山手の「聖母愛児園」に寄付される予定。

　また、会場では、フェリス女学院大学音楽学部の学生による演奏や、ジャズ、ロック、ポップスなど5組のバンドによる音楽パフォーマンスが行われる。

　同実行委員長の増田博一さんは「今年もプロによる和洋中、幅広いお料理をご堪能頂きたいと思います。初登場となるフェリスの学生さんによる演奏もぜひお楽しみください」と話す。

　開催時間は、両日とも18時～21時30分。会場は、元町仲通り・汐汲坂・元町プラザ前など。問合せは、元町CS会事務所（TEL 045-663-1413）まで。