今年5月にリニューアルした横浜マリンタワー(横浜市中区山下町15)で12月1日、クリスマスシーズンを彩る「スターダストイルミネーション」の点灯式が行われた。
同イルミネーションはフィリップス エレクトロニクス ジャパン(東京都港区)の特別協賛によるもので、マリンタワーのクリスマスイルミネーションとしては3年ぶりとなる。バイオレット、ブルーを基調としてライトアップされたタワーのトップから多彩に輝く小さな光のドットが流れるように落ちていき、星が降り注ぐ様子を表現。また、1時間ごとに白色LEDの基調照明が点灯され、タワーのシックな色調にクリスマスをイメージした赤や緑の華やかな光景が溶け込むというもの。
点灯式には、マリンタワーのオフィシャルソング「マリンタワー・ゴーゴー」を歌うクレイジーケンバンドのボーカル・横山剣さんが登場。タワーにまつわる思い出やオフィシャルソングの誕生秘話などのトークの後、横山さんの合図でイルミネーションが点灯し、来場者からは大きな歓声があがった。
横浜マリンタワーの観光・PR担当の冠木毅さんは「リニューアルして初めて迎えるクリスマスとなりますが、今回のスターダストイルミネーションにあわせて新設されたLED照明で、本当に星が降るように点灯されました。お客様にはぜひ間近でご覧頂きたいと思います」と話す。
点灯時間は毎日16時30分~24時。1月31日まで。
マリンタワーは、1961年の開港100周年記念事業として建設され、横浜のシンボルとして親しまれてきたが、2006年12月に営業を終了。その後、開港150周年記念事業の一環として市が取得し、横浜市と民間の予算をあわせ総事業費約39億円をかけて改修、今年5月23日にリニューアルオープンした。運営会社はリスト(中区尾上町4)、ゼットン(名古屋市中区)、TKスクエア(東京都渋谷区)、横浜エフエム放送(西区みなとみらい2)の4社。