ハッピーローソン山下公園店(横浜市中区山下町279)で12月5日、年中幼児から低学年児童とその保護者を対象とした「食育と環境を考えるイベント」が開催される。
これはフェリス女学院大学(横浜市泉区)の学生とローソン、横浜市が連携して行うもので、子どもたちに食や環境に対する意識を高めてもらうことがねらい。ローソンと横浜市は今年5月に包括連携協定を結んでおり、環境に対する意識向上を促す取り組みの一環として、環境への配慮を積極的に進めている同大学の協力を得て今回のイベントが実現した。
当日は、市内産のサツマイモで作った焼き芋を参加者に食べてもらうほか、環境教育を研究テーマとしている同大学国際交流学部・高雄ゼミの学生が手作りの紙芝居「いもっこ おいもはどこからきたの?」を披露。焼き芋で使用するサツマイモはJA横浜の提供によるもので、同ゼミの学生が収穫を行ったものだという。
また、会場では横浜市の食や農、環境に関するパネル展示や、来場者への焼き芋の販売も実施する。
フェリス女学院大学の専任講師・高雄綾子さんは「焼き芋試食付きの紙芝居を見て、親子で楽しく環境や食を学んでみませんか。紙芝居は学生たちの手作りで、読み聞かせの練習も重ねてきました。ぜひ気軽に足を運んでいただければ」と話す。
開催時間は11時~15時30分、紙芝居は11時、13時30分、15時の3回で、各回30分程度。参加費無料、定員は各回10組(事前申し込み優先、余裕があれば当日参加も可能)。申し込み・問い合わせはフェリス女学院大学高雄ゼミ(TEL 045-812-7496)まで。
会場のハッピーローソン山下公園店は、日本初の「子育て支援ローソン」として2007年7月にオープン。子どもと利用できるカフェや休憩スペースが併設され、子育てグッズの充実や授乳用スカーフの貸し出し、ミルク用のお湯の提供などを行っている。