横浜駅きた東口とポートサイド地区とを結ぶ歩行者専用橋「ベイクォーターウォーク(BAY QUARTER WALK)」の開通式が12月11日に行われた。
ベイクォーターウォークは、橋長=約154メートル、幅員=7.5メートル。橋の開通により、横浜駅きた東口から長時間滞在型商業施設「横浜ベイクォーター」3階歩行者用通路への直接アクセスが可能になった。
開通式ではテープカット後、横浜市消防音楽隊による演奏がおこなわれ、林文子市長とともに地元の小学生たちがベイクォーターウォークの渡り初めをした。
横浜ベイクォーターは同日、開通を記念して「ベイクォーターウォーク開通記念 DEC2009」と印字されたオリジナル箸を500人に配布したほか、12日に「タケカワユキヒデ with ACO Band」による開通記念スペシャルライブを実施。また、同施設駐車場の駐車台数100万台突破を記念し、100万台目の利用者に記念品が贈呈された。
横浜ベイクォーターの前田香奈子さんは「待望の橋がついに開通し、横浜駅きた東口から横浜ベイクォーターに簡単にアクセスできるようになりました。これからもショッピングやお食事にぜひ当施設をご利用ください」と話す。
ベイクォーターウォークは12月1日、市内初の道路施設におけるネーミングライツ導入により命名された。横浜市の提案募集型ネーミングライツに基づき、横浜ベイクォーター(横浜市神奈川区金港町1)を所有する三菱倉庫(東京都中央区)が9月10日に提案し、外部委員を含む審査委員会の審査、市民・関係者意見聴取を経て11月20日に締結。契約条件は、命名権対価が年額800万円、契約期間が2009年12月1日から2014年11月30日まで(5年間)。