横浜で映画製作や、映画祭「横浜映像天国」の開催などを行う「シネマダッシュ・チームヨコハマ」は12月23日、伊勢佐木町のライブハウス「ラフ&スティング」でシネマ上映イベント「横濱シネグランカフェ」を開催する。
イベントは、インディーズ映画作品を気軽に発表する「場」をつくることを目的とし、初開催となる今回は、「横濱シネグランカフェ」のオープニングを記念したショートムービー「ヨコハマテイル」、挫折したカメラマンの苦悩を描く「その手をください」、日本の戦国時代をモチーフとした創作時代劇「鬼城(おんじろ)-外伝-」、横浜開港150年を記念し横浜の隠れた映画史を発掘する「よこはまえいがとし~つたえたいこと~」の4つの自主制作映画作品の上映やトークを行う。
「ラフ&スティング」では、店のオーナーと客が協力して昨年独自に「横浜インディーズ映画上映会」という企画を実施しており、「シネマダッシュ・チームヨコハマ」のメンバーらとの出会いから、同店で映画を上映する企画を定期開催することになったという。
主催する「シネマダッシュ・チームヨコハマ」は、横浜で自主映画制作・上映活動を続けてきたスワロー映画倶楽部の斉藤俊之さんらが結成した映像活動チーム。横浜日劇、シネマジャック・ベティ、横浜シネマソサエティ、関内アカデミー劇場(関内MGA)などで映画興行を行っていた福寿祁久雄さんが顧問を務める。
斉藤俊之さんは「学生時代に発表する場がなかった経験などから『自分たちで映画を上映する場をつくっていこう』としたのが活動の始まり。予算がない方でも、審査なく気軽に上映できる『発表の場』がもっと必要だと思っています。今後は映画とライブのコラボ企画なども行っていきたいと考えています」と話している。
18時40分開場、19時開演。チャージ1,000円+ドリンク500円。イベントは3月より定期開催していく予定。
「ラフ&スティング」はジャズ、ラテンなどを中心にダンス、セッションなどのライブステージを行っているライブハウス。