赤十字創立150周年を記念しNYのフォトジャーナリストの写真展

作品「待ちわびて」©Ron Haviv /ICRC /???

作品「待ちわびて」©Ron Haviv /ICRC /???

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 「ヨコハマ・クリエイティブシティ・センター(YCC)」(横浜市中区本町6)で、12月21日より写真展「OUR WORLD AT WAR~『戦い』を生き抜く人々~」が開催されている。

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 同展は、赤十字国際委員会(ICRC)の創立150周年を記念した写真展。フォトジャーナリストが赤十字社が活動する8カ国(アフガニスタン、コロンビア、コンゴ民主共和国、グルジア、レバノン、リベリア、ハイチ、フィリピン)に赴き、戦争や犯罪のなかで生きる人々の現実を記録した写真40点を展示する。

 写真家は、2001年にニューヨークで結成された世界で活躍するフォトジャーナリスト集団「VII」(セブン)のカメラマン5人で、ロン・ハヴィブさん、アントニン・クラトフヴィルさん、クリストファー・モリスさん、ジェームス・ナックウェイさん、フランコ・パゲッティさん。

 作品は、11歳の少女が両親の無事をひたすら祈る「待ちわびて」(コンゴ民主共和国)、ボゴタの女性刑務所「刑務所の中」(コロンビア)、物資の配給に携わる「手をとりあって」(グルジア)、コンクリート地面を寝床代わりに生活する母子「終わりのない苦しみ」(ハイチ)、ミンダナオ島で洪水のなか家路を急ぐ二人の男性「命綱」(フィリピン)、家族計画クリニックで働く女性運動リーダー「何もしてあげられない」(リベリア)、戦時中も開店をつづけたパン屋「10万人にパンを」(レバノン)、対人地雷「無差別兵器」(アフガニスタン)など。

 日赤神奈川県支部、総務課企画広報係長の大竹雅人さんは「世界で活躍するセブンの写真家たちが、紛争で苦しむ人々と、それを救おうとする一般市民の弛みない努力を記録したものです。ご来場お待ちしています」と話す。

 開催時間は11時~19時。入場無料、25日まで。

 国際赤十字は、赤十字思想誕生150周年を記念にし「Our world.Your move.」をスローガンに掲げ、ひとり一人がボランティアとして赤十字運動に参加し、社会の身近な人道的な課題に対して具体的な行動を起こすことを呼びかけるキャンペーンを実施している。

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