中区の伊勢佐木地区を舞台にした「伊勢佐木映像教室」が1月16日に開講する。
同企画は協同組合伊勢佐木町商店街がアートによる活性化事業の一環として行うもの。今回は伊勢佐木地区をテーマに短編映像の基礎から実践撮影・編集を学び、3回シリーズで1つの作品をつくる。講師を務めるのは、コスモボックスのCEO兼映像作家の古新舜(こにいしゅん)さん。
講座の内容は1回目が「映像製作の基本」、2回目「シナリオ作り」、3回目「撮影・編集」。初回は古新さんの作品紹介、2回目・3回目は伊勢佐木町での実践ワークショップを予定している。参加者はビデオカメラ、もしくはムービー機能付きデジタルカメラを持参。開催場所は伊勢佐木町商店街会館会議室(中区若葉町2)。
今回の映像教室のきっかけは、昨年7月に開催された映画祭や映画館関係者が集まったヨコハマ国際映像祭のプレイベント「AMクルーズVol.5」。伊勢佐木町商店街の副理事長の植田淳さんと古新監督との出会いから実現した。
開催日は1月16日、2月13日、3月13日。開催時間はいずれも10時~16時。参加費は2,000円(3回分の教材代含む)。定員10人。
映像教室を担当する植田さんは「完成作品は5月に開館する予定の新施設『伊勢佐木ライブスペース』(仮称)のオープニングでお披露目したいと願っております。伊勢佐木町というまち、周辺地域にご興味のある方はぜひご参加ください」と話す。
古新さんは、昨年8月にみなとみらいのショートフィルム専門劇場「ブリリア ショートショート シアター」で行われた世界初の日米同時刻開催映画祭「Cinelympics ! 2009 in Japan(シネリンピック)」を主宰したほか、自らカメラを持ち、自主映画・映像製作活動を続けている。