横浜メディア・ビジネスセンター1階の「tvkヨコハマNEWSハーバー」(横浜市中区太田町2)で1月22日、公開トークセッション「ソーシャルコミュニティエンジンとしての地域SNS」が開催される。
地域SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サイト)は、パソコンや携帯電話を利用して、日常的に日記やコミュニティなどを活用して、情報の発信や地域情報を知ることができる地域向けの交流・情報提供サービス。今回の企画は、2月に千葉で開催される「第6回地域SNS全国フォーラムin千葉」のプレイベントで、地域SNSの現状を共有すると共に、今後の地域SNSの展望についてディスカッションする。
当日は、地域SNSの研究に取り組んでいる国際大学GLOCOM主任研究員の庄司昌彦さんを迎え講演「地域SNSのいま」を行うほか、インフォ・ラウンジLLC代表社員の肥田野正輝さんが「地域SNSの経営~横浜モデル~」と題して、横浜の地域SNS「ハマっち!」を紹介する。
また、厚木市の「マイタウンクラブ」、西千葉の「あみっぴぃ」のほか、横浜F・マリノスのサポーターSNS「ハマトラ」、神奈川新聞のSNS「カナココ」、mixi内の地域コミュニティ「I LOVE YOKOHAMA」などの事例を紹介した後に、地域SNSの運営や、ソーシャルメディアとの連携などについてディスカッションする。
会場の様子はtvk(テレビ神奈川)のインターネット放送や、動画配信サービス「USTREAM」、ミニブログサービス「Twitter」で生中継する。主催はtvk横濱FutureCafe、企画運営はメディアに関心がある横浜市民のネットワーク「横浜メディア研究会」。
グローコムの庄司さんは「鳩山総理がtwitterを始めたり、事業仕分けの様子が市民により伝えられるなど、ソーシャルメディアが社会とのかかわりを強めている。地域コミュニティのエンジンとなる人々は地域SNSやtwitterなどを積極的に活用し始めている。地域SNSをさまざまな形で使う実践者の事例を伺い、2月の全国フォーラムにつなげていきたい」と話す。
開催時間は18時30分~21時(18時10分受付開始)。参加無料(飲食費実費)。事前の参加申込みは不要(定員100人、先着順)。