「ヨコハマ・クリエイティブシティ・センター(YCC)」(横浜市中区本町6)で1月24日、トークイベント「YCCセミナーVOL.3 シブヤ大学」が開催される。
同セミナーは、「創造性」「地域資源」「コミュニケーション」をキーワードに、全国的に大きな話題を呼んでいるプロジェクトのキーパーソンを招いて行う3回シリーズのトークイベント。主催はヨコハマ・クリエイティブシティ・センター。
今回はシリーズ第3弾として、「NPOの強みはそのビジョンやミッション」と語る「シブヤ大学」学長の左京泰明さんが講師を務め、地域に密着し新しい学びのかたちを創造するシブヤ大学のビジョンとシステム、全国に広がる姉妹校とのネットワークを紹介する。
セミナー後半は、「シブヤ大学」構想を提案し大学設立のきっかけを作った渋谷区議会議員でNPO法人green bird代表のハセベケン(長谷部健)さんを迎え、「シブヤ大学」プロジェクト始動についての対談を行う。
ヨコハマ・クリエイティブシティ・センターの花形光子さんは「左京さんは、受講料・入学金一切無し、街中がキャンパスという地域のための『大学』を設立して全国プロジェクトに発展させた方です。NPO関係者の方をはじめ、社会教育・生涯学習事業について幅広く興味をお持ちになる方にぜひ参加してほしい」と話す。
開催時間は14時~17時。会場はYCCの3階スペース。入場料は一般500円、学生無料(受付で学生証提示)。
シブヤ大学は2006年9月、東京都渋谷区に「地域密着型の生涯学習ネットワーク」として、地域資源を生かした学びの場の提供を通じ、地域社会のコミュニティビルディングに寄与することを目的に設立されたNPO法人。主に一般市民を対象にした公開講座の開催やコミュニティ活動のサポートを行い、これまでの参加者数は約1万3千人。現在、姉妹校として京都カラスマ大学、大ナゴヤ大学、札幌オオドオリ大学が開校している。
NPO法人「green bird」は「きれいな街は、人の心もきれいにする」をコンセプトに誕生した原宿・表参道発信のプロジェクト。「街のそうじ」を主な活動とする環境保護の啓発を行っている。