コンビニエンスストアの「スリーエフ」(横浜市中区日本大通17)は1月27日、山田洋次監督の映画「おとうと」の公開を記念した「お姉ちゃんの海苔弁当」の発売を開始した。
「お姉ちゃんの海苔弁当」は、昭和の懐かしいお弁当をコンセプトに姉が弟を思い作った手作り感のある商品。おかか昆布の上に海苔(のり)をのせたご飯、鮭、コロッケ、チキンの生姜焼き、厚焼き玉子、赤ウインナー、きんぴら牛蒡(ごぼう)、竹輪煮、里芋煮、ひじき煮など、昭和を思わせる定番のおかずが詰められている。価格は460円で、696キロカロリー。販売エリアは関東地区のみ。
スリーエフ広報室の烏山和恵さんは「今となってはお弁当のおかずとして定番となっている玉子焼きや赤ウィンナー、コロッケも贅沢な1品だった昭和。海苔についたお醤油がごはんにしみ、まるで家庭で作ったような味わいのお弁当です」と話す。
映画「おとうと」は、現代の日本の家族を描き続けてきた山田監督が10年ぶりに手掛けた現代劇の集大成。主演は女優の吉永小百合さんとタレントの笑福亭鶴瓶さん。東京で堅実に生きてきた姉と大阪で自由に暮らしてきた弟との再会と別れを綴り、家族の絆、人生、別れとは何かを問いかける笑いと涙の物語。1月30日より全国松竹系でロードショー。