横浜市地球温暖化対策推進協議会は、2月6日、2月20日、3月6日に開催する「エコ体験ツアー」の参加者を募集している。
このツアーは、同協議会が横浜市と協力し「地方の元気再生事業」として行うもの。内容は環境に関して先進的な取り組みを行っている長野県駒ヶ根市と飯田市への1泊2日のツアーで、関連施設の見学や体験型プログラムへに参加することで、環境問題について広く理解や意識を深めてもらうことを目的としている。
2月6日または3月6日出発の駒ヶ根市へのツアーでは、工場見学や木工体験、郷土食「花巻寿司」作り体験のほか、地元関係者らも交えた交流フォーラムを予定。2月20日出発の飯田市へのツアーでは、ソーラーパネルの見学や五平餅作りなどを体験できる。
いずれのツアーも移動はバスで、横浜・関内を7時30分に出発。現地のホテルに宿泊し、翌日の19時30分頃に関内に到着するという行程。ツアーには、添乗員が同行する。
2月6日の駒ヶ根市のツアーに同行する横浜市地球温暖化対策事業本部担当係長の内山幹子さんは「横浜市は環境モデル都市の取り組みとして、他の自治体との連携、特に農山村地域との連携を進めています。都市部にある資源とうまく組み合わせて、脱温暖化を進めようというものです。駒ヶ根市へのツアーでは、環境に配慮している養命酒駒ヶ根工場の見学なども予定しています」と話す。
参加費はいずれも9,900円(バス、食事、宿泊、体験費用込み)。募集人数は各ツアー40人で、最小催行人数は10人。申し込み締め切りはそれぞれ2月1日(2月6日発)、2月12日(2月20日発)、2月25日(3月6日発)。人数に余裕があれば締め切り後も受け付ける場合あり。詳細はホームページまたはJTB首都圏法人営業横浜支店(TEL 045-316-4602)まで。
横浜市地球温暖化対策推進協議会(通称:チーム・CO-DO30)は、「横浜市脱温暖化行動方針」(CO-DO30)などに掲げた温室効果ガス削減目標の達成に向け、2006年に結成された。独自事業や市、国との連携・委託事業を通して温暖化対策に取り組んでおり、現在は市民や事業者、団体など182の会員が所属している(2010年1月14日現在)。